Japanese Academy of San Diego (JASD)の小学校プログラムのカリキュラムは、日本語と英語の両方で強固な学力の基礎を築くと同時に、バイリンガルかつバイリテラシーを身につけ、文化的理解力のある生徒を育成することを目的として構成されています。各教科は、明確な目標、年齢に応じた学習目標、そして入念な指導計画に基づき指導されており、生徒たちが年々自信を持って成長できるよう配慮されています。
国語 (Japanese Language Arts)
科目としての国語(日本語)教育は、日本の文部科学省教育基準にのっとった形で行われます。教科書に記述された日本語や文化的背景について、生徒の理解を深めるための補助教材を用いて指導を行っています。
日本語を第二言語として学ぶ生徒には、個別のニーズに合わせた教材を用い、学習支援が行われます。こうしたサポートは、日本語学習者 (JLL) の生徒が、年齢の近い同級生たちと共に通常の授業に徐々に加わり、十分に参加できるよう構成されています。
英語 (English Language Arts)
英語の授業は、カリフォルニア州のコモンコア (Common Core) 基準に従っています。指導は、読解、作文、会話、聴解のスキルに重点を置きながら、各児童のレベルや興味に合った多種多様な本や物語を取り入れています。教師は、児童の生活や視野を広げるような教材を慎重に選び、日本語の学習との健全なバランスを保ちつつ、確かな言語能力を養えるよう指導しています。
算数 (Mathematics)
JASD小学校プログラムにおける算数の履修内容は、日本の文部科学省が定める教育基準に従い、日本語による確固たる学力の基礎を築くことから始まります。私たちは、算数の「基本」つまり確かな計算能力や数学概念の深い理解の習得は、高学年で英語で学ぶ算数にスムーズに移行するための鍵であり、より高度な課題に取り組む力を与えてくれると考えています。
当校の生徒たちは、確固たる算数の基礎を身につけ、英語による算数の授業において言語の壁を越えて数学的思考力を伸ばしています。その結果、生徒たちは現在の学年の履修内容に留まることなく、自信を持って上級学年の内容にまで及ぶ高度な学習に取り組み、標準的な学習目標を上回るペースで学習を進めています。
英語で指導する算数のクラスは、豊富な指導経験を持つ熱心な専門教師が担当しています。教師はその専門知識を活かし、質の高い個別指導を行うことで、生徒が英語で数学の概念を理解するだけでなく、自分の考えを明確に表現できるようサポートします。
社会科 (Social Studies)
社会科は、カリフォルニア州の基準内容に沿って学習します。 テーマにはコミュニティ、地理、歴史、政府、また発達段階にふさわしいレベルでのグローバルな認識が含まれます。
社会科の授業ではしばしば、英語の授業内容と連携した指導が行われ、共通のテーマやプロジェクト、読解を通じて、生徒が教科を超えた内容をつなげ、理解を深めることができます。
理科 (Science)
JASD小学校プログラムの理科の指導は、専任の教師が英語で行います。カリキュラムは生命科学 (Life Science)、地球科学 (Earth Science)、物理科学 (Physical Science)の3つのコア分野に焦点を当てており、生徒は科学的概念を日常生活や周囲の世界と結びつけて探求します。このようなアプローチにより、生徒は理科を教室の科目としてではなく、自分自身の環境を理解するためのレンズとしていけるようになります。
授業内容は非常にインタラクティブで、好奇心を刺激し、情熱をもって新しいことを発見し学んでいけるようにしています。生徒は観察、実験、研究などを通じて実践的な学習に取り組みます。「どのように」「なぜ」物事が動くのかを積極的に探求することで、生徒たちは批判的思考力を育み、自然界への深い理解を深めます。
美術 (Art)
美術の授業は年間を通じて行われ、生徒が定期的に創造力を探求する機会を提供しています。クラスではいろいろな素材や技法を紹介し、色の混ぜ方、キャンバス上での色のブレンド、描画や自由な発想や表現力を学び、作品を作っていきます。
JASD教師陣はしばしば教科を超えて協力し、社会科、理科、日英言語のテーマに関連した統合的なアートプロジェクトを課題とすることもあります。生徒たちはこれらのプロジェクトに取り組むことを楽しみ、作品をクラスメートや教師や保護者に発表することに誇りを持っています。
体育 (P.E.)
週一回行われる体育の授業では、体を動かし方や健康、チームワーク、身体活動の楽しみを重視しています。年間を通して生徒たちはさまざまなスポーツやゲームに親しみます。
授業では数週間ごとに異なるスポーツを紹介し、生徒が多くの活動に挑戦し新しいスキルを身につけられるようにしています。 年に一度、生徒たちは運動会 (Field Day) に参加し、 レースやチーム競技、スポーツマンシップの実践を行います。 このイベントの準備は、当日の数週間前の体育の授業に織り込まれています。
音楽 (Music)
音楽はカリキュラムの重要な一部であり、言語学習と芸術的表現の両方を支援するものです。生徒たちは日本語と英語で歌を学び、リズム感を養い、やさまざまな楽器に触れ、学校や地域のイベントのための演奏準備を行うこともあります。 音楽を通じて、生徒たちは聴く力、ステージでの自信、そして日本文化と国際文化とのより深いつながりを育んでいきます。
総合的学習とプロジェクト
すべての教科において、教師陣は互いに協力し生徒がテーマを深く学べるような教科横断プロジェクトを作成します。単一のユニットで、読解、作文、社会科、理科、美術、音楽の複数科目をつなげることで、生徒はさまざまな角度からトピックに取り組んで行きます。 生徒たちはこれらのプロジェクトに時間をかけて取り組み、最終成果物をクラスメートや先生、家族に発表します。これらの経験はコミュニケーション、創造性、批判的思考の訓練となり、学びに誇りを持つようになっていくのです。